> HOME > 過去記事 (GALLERY) > 平成17年 全国高校総体出場 東洋大牛久高校 前田郁里 ようこそ!取手市空手道連盟公式サイトへ


東洋大牛久高空手道部顧問 益田先生と
今年、平成17年6月17・18日「全国高等学校総合
体育大会(インターハイ)空手道茨城県予選」があっ
た。 
高校生トップアスリート達が集まる、日本で一番大き
い大会インターハイの県予選である。 スポーツをが
んばっている高校生達が出場をめざす大会の県予
選。 「東洋大学付属牛久高等学校 空手道部」が、
インターハイ出場をめざし、県予選を戦った。

その中でも、1人・・・会場の全注目を一心にあびた
選手がいた。

6月17日 形の部
優勝 前田郁里 選手。インターハ
イ出場決定
郁里選手は現在、高校3年生。高校生
活最後の夏を暑いインターハイで完全燃焼する!

今年のインターハイは、「2005千葉きらめき総体」と
して、8月1日から始まる。空手道競技は、8月3日か
ら3日間行われる。
場所は、浦安市の「浦安市運動公園総合体育間」

昨年 関東高校空手道選抜大

小学6年生 初昇級審査当時の郁里選手
<郁里のお父さん、前田 聡さんとの対談>

記者:郁里さんインターハイ出場おめでとうございます。

父  :ありがとうございます。

記者:前回関東大会を体験している郁里さんですが、やはり、小さい時から、空手の英才教育をしていら
    したんですか?

父  :そんなことは、無いですよ。郁里が、空手を始めたのは、小学校5年生の時ですからね。

記者:えっ?小学校5年生からですか?

父  :はい、たしか・・・守空塾の門をたたいたのが小学校5年生の終わり頃だったと思いますよ。
    昇級審査で初めてもらった免状が平成11年の11月ですから・・・。
    遅いですよね。最近の郁里のライバル達をみると親が空手の道場師範の子どもとか、小さ
    い時から空手の英才教育を受けている子とか、ばっかりですもんね

記者:一般的に遅く始めたにもかかわらず、全国大会出場とは、すごいですよね。前田家の教育方針がすごいと言うことでしょうか?

父  :いえ、家には、そんな教育方針なんて、そんな特別な事をした覚えはありませんよ(笑)。ただ、体力をつけてほしい一心で空手を始めさせまして、今回の
    インターハイ出場が出来たのは、ひとえに、上妻先生及び、取空連の先生方と東洋大牛久高空手部顧問の益田先生、中村先生のおかげです。
    空手をはじめた頃の思い出としては、当時、土浦日大高にいた清水由佳選手達の団体形を見まして、感動したのを覚えています。「どーすれば、あーなれ
    るのかねぇ?」なんて、夫婦で首をひねったのを覚えています(笑)。

記者:でも、今回の結果は、郁里さんの努力のたまものでしょう。

父  :いや、もちろん郁里の努力もあると思いますが、お忙しい中、「櫻空塾」で郁里の猛特訓をして頂いたり、「根性無しのあまったれ郁里!」などと激をとばしな
    がら、物覚えの悪い郁里の尻を叩いて頂けたからだと思いますよ。

記者:郁里さんって、どんな子ですか?

父  :そーですねぇ・・・マイペースな所は、天才的。試合でも、あんまり上がらないのではないかなぁ? マイペース過ぎて、家では、電気はつけっぱなし、やりっ
    ぱなしが多くて・・・、自分の身の回りくらいの家事は、できるようになれよ(怒)!

(記者・・・身の危険を感じ、違う話題に振り替える・・・(笑))

記者:どの親御さんも聞きたい所だと思いますが、郁里さんに空手を続けさせてまた、空手をやらせて良かった所を教えて頂けますか?

父  :やはり、空手を通して礼儀作法、挨拶をするという事を教えて頂ける事は、すばらしいと思います。取空連は、決してスパルタ英才教育に走らず、門戸を叩
    いたものは、皆平等に指導していただける所も良いと思います。空手に限らずですが、やっぱり何かを続けると言う事は、大切だと思います。途中で投げ
    出さずに、続けたからこそ、今回のような良い経験が出来たと思います。たとえ、結果が伴わなくても、自分の人生の上では、とても有益だと思います。
    一度始められた方は、少なくとも初段を目標に続けて欲しいものですね。
記者:郁里さんをここまで立派に育てた、親の先輩として、いま、自分の子どもに空手をやらせている親御さん
    達になにかアドバイスをいただけますか?

父  :立派になんて言われると恥ずかしいです・・・ョ(照れ)。

記者:まだ、オリンピックの正式種目になっていない空手は、マイナーで、サッカーとか、テニスに押されぎみな
    んですよ。

父  :確かにマイナーですが、マイナーであるからこそ上に上がれる可能性も高いのではないでしょうか?郁里
    も賞状をもらったりし    ておりましたが(参加人数が少ないから一回勝つと賞状なんてのもありますが
    ・・・)、彼女にとっても自信となっていることでしょう。
    とにかく、空手がすぐに「好き!」と言う子は、少ないでしょう。 長く続けさせる為には、頑張った時には、
    褒めてあげる事が大切だと思います。 昇級のスピードや周囲の子どもと比較して子どもを叱咤すること
    なんてのは、絶対タブーだと思います。

中学時代 グリスポで行われた中学生大会

県高校総体空手の部 優勝
記者:では、最後に頑張った郁里さんに親父から応援メッセージをお願い致します。

父  :先生方や大きな声援を送ってくれるチームメートたちには、ほんと感謝しております。
    ただ、応援して下さる皆さんには、申し訳ありませんが彼女にとっても、ここまで来たので精一杯。
    残念ながら、これ以上、上に上がるのは、かなり困難。ここまで良く頑張った!インターハイは、
    良い思いでになると思うので、その雰囲気をたのしんでおいで!

記者:またまた、ご謙遜を・・・

父  :最近の郁里の頑張りには、脱帽し「良く頑張ったね」と褒めてあげたい心境です。ちょっとは、期待
    してますけどネ。ちょっとだけネ。

記者:ありがとうございました。今後の郁里さんの活躍に期待しております。

父  :最後にこれだけは、言わせて下さい。今回、郁里がインターハイ出場できたのは、休みも無く指導
    して頂いた、益田先生や、中村先生、また、取空連の上妻先生をはじめ、諸先生方とスタッフの方々
    のおかげだと思っております。心から、お礼を申し上げたいと思います。これからも、是非、郁里を
    お願い致します。

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