HOME > 令和3年 茨城県中学校空手道選手権大会(全中県予選)

'2021 令和3年6月20日(日)に石岡市運動公園体育館にて茨城県中学校空手道選手権大会という全国中学校空手道選手権大会の茨城県予選大会があった。 当連盟の中学生選手たちが、全国大会へ進むべく、日頃の成果を出し切った。 個人形の部、個人組手の部、団体組手の部となっていて、勝ち残れば全国大会へ進めるのだ。 頑張れ取手の中学生たち!
コロナ過という事もあり、感染防止の為、午前は女子の試合があり、完全入れ替え制で、午後は男子の試合となった。 応援のご父母様たちも人数制限の上、完全入れ替え制となった大会であった。 少ない観客・・・応援の声無し・・・拍手のみ・・・今までの普通の状態だったら、団体戦なんて応援合戦なのに・・・(泣)
そんな中でも中学生選手たちは頑張った。 全力の形に、全力の組手を披露してくれたのは間違いない! 午前の女子の部、個人形の部では残念ながら全国は取れなかった。 さあ、団体組手の部だ。 しかし・・・女子3人の中で一人が厳しい練習の中で骨折をしてしまった・・・ 
そのために2人で戦う。 不利ではある・・・しかし、あきらめず、この二人が前に、前に出る素晴らしい戦いを見せてくれた。 声には出せないが、心の中で精一杯の応援をした・・・しかし・・・不利な戦いだった・・・全国には届かなかった・・・
午後になり、男子たちの戦いが始まった! 頑張れ~! 熱い、熱い戦いを見せてくれる男子たち。 女子の分も頑張った。 全員が前に、前に出る戦いをする。 そうだ!取手の教えは「うまい技」じゃ無い!「強い技」だ!後ろに下がらず、前に、前に出る戦い方だ!
当連盟の中でも取手市立第二中学校空手道部は伝統のある部活だ。 幼少から道場に通い、必死に練習をしてきた。 先生に怒られ、一日中基本練習ばかりをした日もあった・・・そして、中学生になった子どもたちは憧れの取手二中空手道部の門をたたく。 
そうだ・・・空手道で全国に行く事が目標で取手二中に入学したんだ。 部活は厳しい・・・先生は怖い。 でも負けずに毎日練習をしてきた。 コロナ過で練習が出来なかった時もあったけど、必死に練習をしてきたんだ。 それが誇り、それが自信だ!
「頑張れ!頑張れ!」応援のご父母さまたちも声に出すことは出来ないが、祈るように応援をしていた。 親たちだって、先生たちだって、選手のみんなと一緒に戦っているんだ。 
そんな声が届いているのか、素晴らしい戦いを見せてくれる選手たち。 電光石火の突きが炸裂する! 素晴らしい上段蹴りが刺さる! 全員で戦っていた。 決して一人で戦っている訳では無い。 毎日、一緒に練習をしてきた仲間が見ていてくれる。 仲間のためにも頑張るんだ!負けないぞ!
しかし・・・残念ながら全国には届かなかった・・・ これは結果として受け止めなければならない・・・けど・・・残念だった・・・。
だけど、君たちが頑張っていたことは見ていた全員が知っている。 必死に相手の懐に飛び込み突きを放っていたこと。 素早く、強い蹴りが相手に刺さっていたこと。 最後の最後まで前に、前に出る戦いをしていたこと。 君たちは我々の誇りである。 君たちの空手道はこれで終わった訳では無い。 この負けたことをバネに、さらに、さらに強くなれ! ずっと、ずっと君たちを応援しているよ。 頑張れ中学生たち! 頑張れ取手二中空手道部!

サイトポリシー  個人情報保護方針 Copyright(C) 2013 toride city karate federation. All Rights Reserved