> HOME > 過去記事 (GALLERY) > 平成20年全国高校総体出場決定!東洋大牛久高校

平成20年も、決め手くれました。 東洋大学付属牛久高等学校 空手道部。 男子団体組手と女子個人形、女子個人組手、全国高校総体(インターハイ)出場決定!
高校生たちにとって、最高の夏インターハイ。 女子団体組手は惜しかったが、男子は堂々の県大会優勝にて、インターハイのキップをもぎ取った。
全国総体茨城県予選、選手達の意気込みは、すごかった。 茨城県下でも強豪に名を通なれるようになった東洋大牛久高空手道部、歴代の先輩たちの名を汚さぬよう、思いっきり気合を入れ大会に臨んだ。
まずは、男子個人組手の部 

決勝戦、のこり8秒前・・・和道流ならではの下の死角から出る上段蹴りが炸裂!初優勝!垣辻昇祐選手(2年)。

6月13日、第1日目、男子個人組手の部が始まった。 男子組手の部のトーナメント表は、第1シードから第4シードまで東洋大牛久高の選手たちで埋め尽くされていた。この一年の選手たちの活躍がすべて、このトーナメント表に現れていた。
試合が始まり、順調に勝ち進む選手たちであったが、水戸商高の浅賀選手が3年生選手たちを次々に撃破。決勝は、東洋大牛久高選手の同門対決を予想していたが、思わぬ伏兵の出場に全員が息を呑んだ。
決勝戦、順調に勝ちあがってきた垣辻選手の前に現れたのは、やはり、垣辻選手の先輩たちを次々に破ってきた決勝に上がってきた水戸商高の浅賀選手。ポイントを取って、取られての一進一退の攻防であったが、4−5とポイントリードを許してしまった。会場じゅうに響き渡る応援であった・・・。「もう時間がない・・・。」「負けたか・・・。」と記者は思った。 のこり10秒、顧問の益田先生よりサインが垣辻選手に送られた。 それは、右顎をポンポンとたたく「得意の上段けりを行け!」と言うサイン。 垣辻選手は、その一瞬のサインを見て、上段蹴りに狙いを定めた・・・。 垣辻選手の魅力である、うまい間合いの取り方から、残り8秒の時、一瞬のスキをついた上段蹴りが炸裂した。 審判の「やめ!」「一本」の声が会場に響いた瞬間、東洋牛久高応援団席から怒涛のような歓声があがった。 のこり時間8秒前、7−5の逆転優勝であった。
最後まで諦めない垣辻選手の精神的強さが、この優勝を導きだしたのであろう。

インターハイに向け厳しい練習の日々を送る垣辻昇祐選手であるが 「インターハイでは、自分の組手をしたい。」と初出場ならではの言葉があった。 3年生ばかりが ひしめきあう全国大会の中を2年生 垣辻昇祐選手の活躍を是非期待したい。
準優勝 女子形の部 福田いくみ選手(2年)インターハイ初出場決定!
「インターハイでは、力強く大きい自分の形をしたい。」と語るのは谷田部中学校から東洋大牛久高に入学した現在2年生 福田いくみ選手。体も大きい福田選手の得意形は糸東流形 セイエンチン(征遠鎮)とニーパイポ(二十八歩)である。大きい体から発せられる迫力、力強さは、福田選手の持ち味。県予選もその迫力の形を十分に発揮し、堂々の準優勝でインターハイ出場となった。 最近では、劉衛流アーナン(安南)にも挑戦し、その実力は折り紙つき。 インターハイでもその力強さ迫力を出して、是非頑張ってもらいたい。 組手ばかりの東洋大牛久高空手道部の中で形として出場するのは至難の業だと思う。 きっと部活が終わって、クタクタになった後も、日々形の練習を欠かさなかったのであろう。すごい!
準優勝 女子組手の部 高橋美里選手(2年)。インターハイ初出場決定!
茨城県予選、激戦区の女子個人組手にてインターハイ出場となった高橋美里選手。 準決勝を東洋大牛久高の先輩たちを破ってきた水城高の久保田選手を相手に一進一退の攻防の末、6−5で勝ち進んだ。 高橋選手曰く、「準決勝は絶対負ける。」と思っていたらしい。 それはそうだと思う、相手は強い3年生の先輩を破って準決勝にあがってきた水城高の久保田選手だっただけに、「勝った時は、美里が一番驚いた。」らしい。 しかし、やはりまだ2年生、岩井高3年生の飯塚選手に上段突きの先手を取られ準優勝に終わった。 だけどインターハイ出場は素晴らしい。 決勝戦も敗れたとは言え3年生を相手に7−4の僅差。
「インターハイでは、全力で自分の組手をして、悔いが残らないような試合がしたい。」と語ってくれた。今年インターハイ出場が叶わなかった団体組手の分まで、暴れてきてほしいなぁ・・・と思う。
堂々の優勝 男子団体組手 インターハイ出場決定!茨城県3連覇達成!

向かうところ敵なしの優勝候補筆頭の東洋大牛久高 男子団体組手。
渡辺勝裕選手 ・ 藤沼拓己選手 ・ 佐原義章選手 ・ 高橋大夢選手 ・片野宏紀選手の3年生たちと、垣辻昇祐選手 ・ 岡田一輝選手 ・ 齊藤諒太選手 ・ 山ア貴大選手の2年生たち。
他にも3年生の
江口 学選手 ・ 館山友哉選手 ・ 萩原純平選手たち男子たと、磯 友里恵選手 ・ 仲山優圭選手の女子3年生が頑張っている。

団体組手、大会当日・・・
みんなが準決勝 岩井高を5−0で圧勝し、決勝へと駒を進めたその頃もう一つのブロックで思わぬ出来事が起きていた。なんと、水戸商高が水城高に3−2で負けてしまったのだ。 決勝は、間違いなく水戸商高と踏んでいただけに決勝の相手に水城高が上がってきた時は、本当に驚いたらしい。「しかし誰が来ても勝つだけ!」とインターハイ出場を強く思っていた選手たちは決勝も4−1の圧勝で3連覇を果たしインターハイ出場となった。
残念ながら、団体組手レギュラーの佐原義章選手と片野宏紀選手は補習(笑)の為、コメントをもらえなかったが、みんなの声を意気込みを聞きました。
渡辺勝裕選手・・・去年のインターハイの時の先輩たちの悔しさがあるので、その悔しさを晴らして来たいと思います。 敵は、全部の出場高ですが、やはり、選抜優勝の世田谷学園高(東京)です。穴のない強いチームですが、何度も戦っているので攻略法は十分に研究しています。勝ちますよ。
藤沼拓己選手・・・最後の戦いなので、悔いが残らないように戦って来ます。
高橋大夢選手・・・とにかく頑張ります!
垣辻昇祐選手・・・悔いが残らないように精一杯頑張ってきます。
岡田一輝選手・・・自分らしい組手をして勝って来ます。
齊藤諒太選手・・・気を引き締めて、一つの勝利に繋がるような戦いをして来ます。

現在、茨城県下では、名が轟いている東洋大牛久高であるが、全国ではまだまだ・・・。 今年こそは、全国にその名を轟かせてきてほしい。
頑張れ!東洋大牛久高空手道部!
今年の高校総体(インターハイ)は、埼玉県にて、7月28日〜8月20日に行われる。我が空手道大会は、その中の8月5日〜8日 行田市総合体育館にて行われる。
埼玉県のホームページの一部として作られているサイトがあり、日々更新されるので是非、チェックしてくれ!
今年は、埼玉県と、かなり近いところでの試合なので、みんな応援に行こう!
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