> HOME > 過去記事 (GALLERY) > 平成21年全国少年少女空手道選手権大会茨城県予選

平成21年5月17日、茨城県武道館にて
全国少年少女茨城県予選大会が行われた。
今年も多くの子どもたちが試合にのぞみ、
それぞれの思いを試合にぶつけたのだった。
苦やし泪を見せる子、喜びの笑顔を見せる子
いろんな子がいたが、今年は2名の選手が
全国大会へと進むことが出来ました。
まずは形の部。さすが全国を狙う子どもたち、一つ一つがすごく決まっている形を堂々と見せる。 みんな本気で全国出場を目標に1年間練習に励んできた。
おしくも、全国へ届かない子も大勢いるが、これは勝負。勝つ人がいれば、負ける人がいて負ける悔しさをバネに、また1年間 稽古に励む。そうして子どもたちは成長していくのであろう。
その中でも2名の選手が茨城県優勝という快挙にて全国大会出場権をもぎ取った。
男子 形の部 優勝
池田慈恩 選手(小学3年)
全国少年少女空手道選手権大会出場決定!
幼年より取空連の門を叩き、兄池田竜晟選手と共に稽古に励んで来た。 昨年、平成20年につづき2年連続全国大会出場が決まった。
小学3年生とは思えぬキレ、スピード、安定感の持ち主である。
練習時は、いつもニコニコ笑っていて、道場ではマスコット的な存在の慈恩選手であるが、いざ形の試合になると、この真剣な表情を見せる。 それも父、池田 透氏も空手家という名家の次男坊で、兄の池田竜晟選手も平成19年茨城県優勝を果たし、全国大会へ進んでいる。 そんな父親と兄の背中を見て、現在凄いスピードで成長中である。

女子 組手の部 優勝 能勢千聖 選手(小学2年) 全国少年少女空手道選手権大会出場決定!

3兄弟の末っ子。二人の兄にそうとう鍛えられているようだ。 二人の兄の見よう見真似で道場の中をチョロチョロ走りまわっていた頃を思い出す。 幼年より正式入門し、今年初優勝をかざった。 幼年や、小学1年生は稽古中のほとんどが遊びのような感じになるが、この千聖選手は稽古中は真剣な表情で一所懸命 稽古していたのが非常に印象的である。  兄たちの背中を見てきたのだろう。
やや広いスタンスからの中段突きと高い蹴りが必殺技!負けん気が強く、小学2年生とは思えぬ荒々しい組手を見せる。
二人の兄と毎日喧嘩をして鍛えているのかも・・・(笑)
午後に入り、組手の部が始まった。それぞれが、それぞれの思いを胸に一所懸命戦った。後ろに下がるような組手は教わっていないぞ!全員が前に、前に出る力強い組手を見せる。
相手を見据えて・・・突く、蹴る。 子どもたちの力強い組手に親たち、先輩たちの応援にも力が入る。大応援合戦の中、その応援に乗せられてまた子どもたちは前に出る・・・。
勝ち負けと言うのはあるけれど、全員が思いっきり戦っている姿に成長の軌跡が見えるのがすばらしい。
今日の結果は結果として受け止めて、前へと進んで欲しいと思います。 君たちの人生はまだ始まったばかり。 人間やって、まだ6年〜10年くらい。いろんな事を経験して、さらに成長してほしい。 空手が強くなることも・・・人としての心も強く、そして優しく。
今回の試合で多く見られたみんなで悔しがる姿、みんなで喜ぶ姿。 人を思いやる心、友達を思いやる心、後輩を思いやる心、みんな強く、そして優しい子に育っていますよ。

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